• 概要

Spire.XLS for C++ は、様々な C++ フレームワークやアプリケーションで使用することができるプロフェッショナルな C++ Excel コンポーネントです。Spire.XLS for C++ は、開発者がテンプレートからの新規 Excel ファイルの作成、既存の Excel ファイルの編集、Excel ファイルの変換など、C++ プラットフォーム上で様々なプログラミング操作を迅速に実行できるようにするオブジェクトモデルの Excel API を提供します。


Spire.XLS for C++ は、Microsoft Office Excel に依存しないスタンドアロンの Excel コンポーネントで、旧バージョンの Excel 97-2003(.xls)形式のファイルと新バージョンの Excel 2007、Excel 2010、Excel 2013、Excel 2016、Excel 2019(.xls)の両方をサポートしています。Excel 2019(.xlsx、.xlsb、.xlsm)、Open Office(.ods)形式のファイルに対応しています。Spire.XLS for Javaは、独自の Excel プログラムを開発したり、Microsoft Automation を使用する場合と比較して、スピードと信頼性という利点を備えています。

Spire.XLS for C++ は、企業および個人ユーザーの双方から高い評価を得ています。 これらのユーザーは、銀行、データ処理、教育、政府、保険会社、法律、郵便、貨物サービスなどの組織をカバーしています。

製品概要

C++

スタンドアロン型 C++ API

Microsoft Office や Microsoft Word を実行環境にインストールする必要はありません

Excel のバージョン

  • Excel 97-2003
  • Excel 2007
  • Excel 2010
  • Excel 2013
  • Excel 2016
  • Excel 2019
  • OpenOffice

変換機能

TEXT

PostScript

HTML

XPS

SVG

CSV

PDF

XML

XLSX,XLSM,XLSB,ODS

Image

PNG

BMP

JPEG

EMF

TIFF

Excel

Chart

データをエクスポート、インポート

レポート機能

コメントの管理

ピボットテーブルの操作

EXCELグラフの操作

イメージと図形

ハイライトの検索、置換

ハイパーリンクの管理

ヘッダーとフッター

文書の背景に透かし文字と画像を挿入

条件付き書式

Excel数式

オートフィルタと改ページの設定

セルとファイルの結合・分割

ファイルの保護、暗号化、復号化

主な機能

Microsoft Office Automation は不要、Spire.XLS のみで結構

Spire.XLS for C++ は、Microsoft Office をシステムにインストールすることを必要としない、全く独立した C++ Excel クラスライブラリです。Microsoft Office Automation よりは、Spire.XLS for C++ のほうが安定性、拡張性、スピードなど、あらゆる面で優れています。

素早くかつ高品質な変換処理

Spire.XLS for C++ は、Excel ファイルを高精度な PDF や HTML、CSV、テキスト、イメージ及び XML に変換することができます。また、一般的によく使用されるファイルも Excel ファイル形式に逆変換することができます。

ワークブック・デザイナーで Excel レポートを作成

Spire.XLS for C++ を使えば、開発者はゼロから Excel ワークブックを作成するか、あるいは、フォルダーかファイル・ストリームからワークブックをロードすることができます。さらにファイルやファイル・ストリーム、ウェブ・レスポンスに保存することができます。また、Excel 暗号化・解読、セルを表示・非表示など、広範囲なセキュリティ機能もあります。

自由にワークシート操作

開発者は、C++ でワークシートの作成、追加、削除、改名、編集、移動などを行うことができます。また、膨大な数のデータを含む各ワークシートの間でコピー、変換、結合の機能も搭載しています。さらに、ワークシートを柔軟に表示するため、この専門的なクラスライブラリには、改ページ、ズーム設定、ウィンドウ枠の固定、ヘッダー/フッターなど、多くのオプションがあります。

ランタイムで簡単にセル&エクセル計算エンジン

開発者は簡単にセルを操作し、C++ ランタイムで数式の値を計算することができます。搭載される超高速で拡張性が高い計算エンジンは、Excel97-2003/2007/2010/2013/2016/2019と互換性があります。それに、マージン/マージン解除、テキスト・ラッピング/アンラッピング、テキスト整列、回転、インテリア、ボーダー、ロック/アンロックなどといったセルのスタイルを設定することができます。また、フォントフォーマットは、タイプやサイズ、色、イタリック体、アンダーライン、強調体などの設定をすることもできます。その上、条件付き書式や、テキストの検索・置換、フィルター、データの入力規則などの機能を簡単にセルに適用できます。

チャートやデータ、その他のエレメント

Spire.XLS for C++ は、円グラフ、バー・チャート、カラムチャート、折れ線グラフ、レーダー・チャートなど、様々なチャートを提供します。さらに、C++ でデータベースと Excel 間でのデータ転送、ハイパーリンクやテンプレートもサポートしています。

効果一覧
  • ExcelからPDFへの変換

    重要なExcelレポートをパートナーと共有する必要がある場合、ファイルの表示に一貫性を持たせるために、PDFファイルに変換することが最適です。

  • Excelから画像への変換

    ビデオにExcelファイルを表示したり、読み取り専用で誰かに送ったりする必要がある場合、そのために画像ファイルに変換することができます。

  • ExcelからXPSへの変換

    XPS(XML Paper Specification)は、ドキュメントの忠実度を維持し、デバイス間でドキュメントの外観を統一するために設計された固定レイアウトのファイル形式です。Excelファイルを共有、アーカイブ、印刷するだけなら、XPSへの変換は良い選択です。

  • グラフの作成

    グラフは、データを視覚的にグループ化し、分析するための優れたツールです。データの構造を読者に提供し、データを図式化することで、読者がデータを理解しやすくします。

  • ピボットテーブルの作成

    ピボットテーブルは、大量のデータを簡潔に表形式で素早く分類、計算、要約、分析することができるインタラクティブな表です。

  • データベースのデータをExcelに書き出す

    データベースからExcelにデータを書き出すことで、データの分析と可視化が可能になります。また、データベースの利用者以外でも、データの閲覧や加工ができるため便利です。

  • ExcelのデータをWordに書き出す

    Wordのレポートの中でExcelのデータを参照したい場合、指定したセル領域またはワークシート全体をWordの表として書き出し、元のレイアウトと書式を保持することができます。

  • データの入力規則の適用

    Excelのデータの入力規則は、セルに入力できるデータを制御できるため、すべてのデータの入力の正確性と一貫性を確保することができます。

  • 条件付き書式の適用

    条件付き書式を使用すると、特定の条件を満たすセルに特別な書式を適用することができます。通常、ワークシートに保存されているデータを強調したり、区別したりするために使用される非常に便利な機能です。

  • 検索とハイライト

    Excelのワークシートでは、指定した値を含むすべてのセルを検索し、同じ背景色で強調することで、その中のデータを強調し、見つけやすくすることができます。

  • 行と列のグループ化

    大量のデータを扱うワークシートでは、似たような情報を含む行や列をグループ化することで、ワークシートをより簡潔でわかりやすいものにすることができます。

  • 数式や関数の挿入

    数式はセルまたはセル群の値を計算する式であり、関数はExcelに既に存在する定義済みの式である。数式や関数は、Excelで数値を計算したり、数学的な問題を解決するのに非常に便利です。

  • Excelファイルの結合

    内容が関連するExcelファイルを結合することで、ワークシートのデータをより簡単に処理することができ、またワークブックの内容をより簡単に共有したり読んだりすることができるようになります。