Spire.OCR for .NET

ニュース&リリース

2026-10-28

Spire.OCR 2.3.1、PaddleOCR 6.0.0 モデルに対応

Spire.OCR 2.3.1 では、主に .NET Standard プラットフォーム向けの改善を行いました。本バージョンでは、PaddleOCR 6.0.0 ONNX モデルに対応しました。 新しいモデルは spire_ocrsystem.dll に依存せず、Tiny、Small、Medium の 3 種類を利用できます。 また、OS ごとに異なるモデルを用意する必要がなく、クロスプラットフォームでの利用をサポートします。

更新内容の概要

カテゴリ 説明
新機能 Tiny、Small、Medium の 3 種類の PaddleOCR 6.0.0 ONNX モデルに対応しました。
クロスプラットフォーム対応 新しいモデルは、OS ごとに異なるモデルを用意することなく、対応プラットフォームで利用できます。
依存関係の更新 SkiaSharp、HarfBuzzSharp などを含む、.NET Standard プロジェクトの依存関係要件を調整しました。

新機能

PaddleOCR 6.0.0 モデルへの対応

Spire.OCR 2.3.1 では、PaddleOCR 6.0.0 ONNX モデルを利用できるようになりました。従来のモデル構成とは異なり、新しいモデルは spire_ocrsystem.dll に依存しません。

用途に応じて、次の 3 種類のモデルを選択できます。

  • Tiny: 軽量なデプロイに適しています。
  • Small: 一般的な OCR 処理に適しています。
  • Medium: より大きなモデルを必要とする用途に適しています。

これらのモデルはクロスプラットフォームでの利用に対応しており、OS ごとに異なるモデルを用意する必要はありません。

モデルのダウンロード:

コード例

次の例では、OCR スキャナーに Small モデルを設定し、認識言語を英語に指定して画像内のテキストを抽出し、結果をテキストファイルに保存します。

using System.IO;
using Spire.OCR;

OcrScanner scanner = new OcrScanner();

// スキャナーを設定します。
ConfigureOptions configureOptions = new ConfigureOptions();

// PaddleOCR 6.0.0 モデルのパスを指定します。
configureOptions.ModelPath = @"Models\6.0.0\small";

// 認識言語を指定します。
configureOptions.Language = "English";

// 設定をスキャナーに適用します。
scanner.ConfigureDependencies(configureOptions);

// 画像内のテキストを認識します。
scanner.Scan("in.png");

// 認識結果をファイルに保存します。
string text = scanner.Text.ToString();
File.WriteAllText("Output.txt", text);

.NET Standard の依存関係の更新

本バージョンでは、.NET Standard プロジェクトで必要となる依存関係を調整しました。各パッケージの最低バージョンは次のとおりです。

パッケージ 最低バージョン
SkiaSharp 3.116.1
System.Buffers 4.6.1
System.Memory 4.6.3
Microsoft.Win32.Registry 4.5.0
System.Text.Encoding.CodePages 4.7.0
System.Security.Permissions 4.7.0
System.Runtime.CompilerServices.Unsafe 6.1.2
System.Runtime.CompilerServices.Unsafe 6.1.2
System.Runtime.InteropServices 4.3.0
HarfBuzzSharp 8.3.0.1
Microsoft.Bcl.Numerics 10.0.11
System.Numerics.Vectors 4.6.1
System.Threading.Tasks.Extensions 4.6.3
PolySharp 1.15.0
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