Spire.Office 8.11.2を発表できることを嬉しく思います。このバージョンでは、Spire.Docは列挙「Spire.Doc.Publics.Drawing.FontStyle」が公開しています。Spire.PDFではPdfImageHelperインターフェイスで画像の抽出、削除、置換、圧縮をサポートしています。Spire.Presentationでは図形内のテキスト領域の高さと幅の取得や、図形内の複数行のテキストの取得など、いくつかの新機能をサポートしています。さらに、多くの既知の問題も修正しました。詳細は以下の内容を読んでください。
このバージョンでは、Spire.Doc,Spire.PDF,Spire.XLS,Spire.Email,Spire.DocViewer, Spire.PDFViewer,Spire.Presentation,Spire.Spreadsheet, Spire.OfficeViewer, Spire.Barcode, Spire.DataExportの最新バージョンが含まれています。
DLL Versions:
- Spire.Doc.dll v11.11.8
- Spire.Pdf.dll v9.11.9
- Spire.XLS.dll v13.11.4
- Spire.Presentation.dll v8.11.1
- Spire.Email.dll v6.5.8
- Spire.Barcode.dll v7.2.3
- Spire.DocViewer.Forms.dll v8.7.4
- Spire.Spreadsheet.dll v7.4.3
- Spire.PdfViewer.Forms.dll v7.12.1
- Spire.PdfViewer.Asp v7.12.1
- Spire.OfficeViewer.Forms.dll v8.11.2
- Spire.DataExport.dll v4.9.0
- Spire.DataExport.ResourceMgr.dll v2.1.0.
ここで Spire.Office 8.11.2をダウンロードする:
このリリースで行われた変更のリストは次のとおりです
Spire.Doc
カテゴリー | ID | 説明 |
New feature | - | 列挙「Spire.Doc.Publics.Drawing.FontStyle」が公開されました。 |
New feature | - | 「PrivateFontPath」構造体の「FontStyle」の名前空間を「Spire.Doc.Publics.Drawing」に変更されました。 説明:
メソッド public PrivateFontPath(string fontName, System.Drawing.FontStyle fontStyle, string fontPath) は public PrivateFontPath(string fontName, Spire.Doc.Publics.Drawing.FontStyle fontStyle, string fontPath) に変更されました。 メソッドpublic PrivateFontPath(string fontName, System.Drawing.FontStyle fontStyle, string fontPath, bool useArabicConcatenationRules)はpublic PrivateFontPath(string fontName, Spire.Doc.Publics.Drawing.FontStyle fontStyle, string fontPath, bool useArabicConcatenationRules)に変更されました。 |
Bug | SPIREDOC-9369 | WordからPDFに変換した後、内容の形式が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9456 | WordからPDFに変換した後、ページ分割が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9594 | HTMLからPDFに変換した後、内容が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9716 | ODTからPDFに変換する際に、「System.ArgumentException」の例外が発生する問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9764 | Word文書を結合してPDFに変換した後、目次のページ番号の位置が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9765 | Word文書を結合してPDFに変換した後、目次の形式が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9869 | HTMLからPDFに変換した後、画像が表示されない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9906 | RTF文書からOLEオブジェクトをDocx文書にクローンした後、内容が完全に表示されない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9909 | Wordを画像/PDFに変換する際に、「System.InvalidOperationException」の例外が発生する問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9923 | Wordのテーブルに新しい行を追加してPDFに変換した後、追加された行が整列されない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9924 | Wordのテーブルの内容を変更した後、PDFに変換する際に「System.IndexOutOfRangeException」の例外が発生する問題が修正されました。 |
Bug | SPIREDOC-9934 | Doc形式の文書を新しい文書として保存した後、編集制限の効果が失われる問題が修正されました。 |
Spire.PDF
カテゴリー | ID | 説明 |
New feature | - | PdfImageHelperインターフェイスで画像の抽出、削除、置換、圧縮をサポートしています。
//画像を削除する imageHelper.DeleteImage(imageInfos[0]); //画像を抽出する int index = 0; foreach (PdfImageInfo info in imageInfos) { info.Image.Save(outputFile_I + string.Format("Image-{0}.png", index)); index++; } //画像を置き換える PdfImage image = PdfImage.FromFile(TestUtil.DataPath + "ImgFiles/E-iceblue logo.png"); imageHelper.ReplaceImage(imageInfos[0], image); //画像を圧縮する foreach (PdfPageBase page in doc.Pages) { foreach (PdfImageInfo info in imageHelper.GetImagesInfo(page)) { bool success = info.TryCompressImage(); } } |
Bug | SPIREPDF-5781 | 抽出されたPDFの表で、2つの列が一緒にマージされる問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6225 | XPSをPDFに変換した後、結果文書が空白になる問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6232 | XPSから変換したPDFドキュメントをAdobeツールで開くとページエラーが発生する問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6355 | PDFをXPSに変換した後、コンテンツに余分な文字が含まれる問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6361 | PDFドキュメントを読み込むとき、プログラムが "System.NullReferenceException "をスローする問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6320 | PDFから画像への変換速度が改善されました。 |
Bug | SPIREPDF-4552 | 抽出された内容が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-5949 | PDFドキュメントを分割してから結合すると、ドキュメントが大きくなる問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6017 | LinuxでPDFをSVGに変換する際にのプログラムのクラッシュ問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6273 | 抽出された表の内容が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6301 | 抽出された表の内容の順序が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6305 | PDFを画像に変換した後のテキストのスタイルが変わる問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6308 | パスワードを入力しなくてもファイルの復号化に成功することがある問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6309 | PDF文書を比較して保存する際に、プログラムが「System.NullReferenceException」の例外が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6312 | PDFを印刷する際に一部のテキストがはっきり表示されない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6314 | PDFをSVGに変換する際に、プログラムが「System.ArgumentOutOfRangeException」の例外をスローする問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6333 | PDFを画像に変換する際に、プログラムが「System.StackOverflowException」の例外をスローする問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6346 | テキストを抽出する際に、プログラムが「System.NullReferenceException」の例外をスローする問題が修正されました。 |
Bug | SPIREPDF-6348 | 表の認識に失敗する問題が修正されました。 |
Spire.XLS
カテゴリー | ID | 説明 |
Bug | SPIREXLS-4876 | ExcelをHTMLに変換した後、セルが欠落する問題が修正されました。 |
Bug | SPIREXLS-4880 | ExcelをPDFに変換した後、フォントディレクトリの設定が有効にならない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREXLS-4904 | SHEET(A3)関数が自動計算されない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREXLS-4922 | ワークシート暗号化の判定結果が正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREXLS-4925 | ワークシートをコピーすると透かしが不正になる問題が修正されました。 |
Bug | SPIREXLS-4931 | ExcelをPDFに変換した後、ページングが正しくない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREXLS-4933 | Excelの読み込み時に、プログラムが 「System.FormatException 」をスローする問題が修正されました。 |
Bug | SPIREXLS-4942 | Excelを画像に変換する際に、括弧が認識されない問題が修正されました。 |
Bug | SPIREXLS-4963 | Excel 365で作成したカスタム図形を別のワークシートにコピーすると、一部の内容が失われる問題が修正されました。 |
Spire.Presentation
カテゴリー | ID | 説明 |
New feature | SPIREPPT-2378 | 図形を SVG に変換するときに、スライドに図形の位置情報の維持をサポートします。
byte[] svgByte = shape.SaveAsSvgInSlide(); FileStream fs = new FileStream("shapePath_" + num + ".svg", FileMode.Create); fs.Write(svgByte, 0, svgByte.Length); fs.Close(); |
New feature | SPIREPPT-2379 | 図形内のテキスト領域の高さと幅の取得をサポートします。
IAutoShape autoShape = shape as IAutoShape; SizeF size = autoShape.TextFrame.GetTextSize(); |
New feature | SPIREPPT-2384 | 図形内の複数行のテキストの取得をサポートします。
Presentation ppt = new Presentation(); ppt.LoadFromFile(inputFile); ISlide slide = ppt.Slides[0]; for (int i = 0; i < slide.Shapes.Count; i++) { IAutoShape shape = (IAutoShape)slide.Shapes[i]; File.AppendAllText(outputFile, "shape" + i + ":" + "\r\n"); IList<LineText> lines = shape.TextFrame.GetLayoutLines(); for (int j = 0; j < lines.Count; j++) { File.AppendAllText(outputFile,"line[" + j + "]:" + lines[j].Text + "\r\n"); } } |
New feature | SPIREPPT-2390 | OleObject オブジェクトの ShapeID プロパティの取得をサポートします。
Presentation ppt = new Presentation(); ppt.LoadFromFile(inputFile); OleObjectCollection oles = ppt.Slides[0].OleObjects; OleObject oleObject = oles[0]; StringBuilder sb = new StringBuilder(); sb.AppendLine("ShapeID=" + oleObject.ShapeID); foreach (DictionaryEntry entry in oleObject.Properties) { sb.AppendLine(entry.Key + ":" + entry.Value); } File.AppendAllText(outputFile, sb.ToString()); |
Bug | SPIREPPT-2391 | shape.TextFrame.GetTextLocation() メソッドの実行時に、アプリケーションが「System.InvalidCastException」をスローする問題が修正されました。 |