Spire.Office for .NET

ニュース&リリース

2023-12-26

Spire.Office 8.12.2 がリリースされました

Spire.Office 8.12.2を発表できることを嬉しく思います。このバージョンでは、Spire.DocはWordからPCLやPostScriptへのテキスト整形機能をサポートしています。Spire.Presentationではマスターページを画像に変換する機能をサポートしています。Spire.PDFViewer ではWinFormプロジェクトで「Ctrl+スクロール」によるズームをサポートしています。さらに、多くの既知の問題も修正しました。詳細は以下の内容を読んでください。

このバージョンでは、Spire.Doc,Spire.PDF,Spire.XLS,Spire.Email,Spire.DocViewer, Spire.PDFViewer,Spire.Presentation,Spire.Spreadsheet, Spire.OfficeViewer, Spire.Barcode, Spire.DataExportの最新バージョンが含まれています。

DLL Versions:
  • Spire.Doc.dll v11.12.4
  • Spire.Pdf.dll v9.12.0
  • Spire.XLS.dll v13.12.3
  • Spire.Presentation.dll v8.12.2
  • Spire.Email.dll v6.5.8
  • Spire.Barcode.dll v7.2.5
  • Spire.DocViewer.Forms.dll v8.7.3
  • Spire.Spreadsheet.dll v7.4.3
  • Spire.PdfViewer.Forms.dll v7.12.3
  • Spire.PdfViewer.Asp v7.12.3
  • Spire.OfficeViewer.Forms.dll v8.7.4
  • Spire.DataExport.dll v4.9.0
  • Spire.DataExport.ResourceMgr.dll v2.1.0
ここで Spire.Office 8.12.2をダウンロードする:

このリリースで行われた変更のリストは次のとおりです

Spire.Doc

カテゴリー ID 説明
New feature - WordからPostScriptへのテキスト整形機能が追加されました(.NET 4.6 以降のバージョンをサポート)。
Document document = new Document();
document.LoadFromFile("input.docx");
document.LayoutOptions.UseHarfBuzzTextShaper = true; // trueで有効、falseで無効
document.SaveToFile("output.ps", FileFormat.PostScript);
New feature - WordからPCLへのテキスト整形機能をサポートします。
Document document = new Document();
document.LoadFromFile("input.docx");
document.LayoutOptions.UseHarfBuzzTextShaper = true; // Enable with true, disable with false
document.SaveToFile("output.pcl", FileFormat.PCL);
New feature SPIREDOC-10007 文書が暗号化されているかどうかを判断する機能をサポートします。
Document.IsPassWordProtected("sample.docx");
Bug SPIREDOC-9615 WordをPDFに変換後、改行が正しく表示されない問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-9859
SPIREDOC-9890
LaTeXの数式が正しく解析されない問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-9976 正規表現を使用してテキストを検索する際に一致が失敗する問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-9981 WordをXPSに変換後、テーブルの枠線が消える問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-9997 HTMLをWordに変換後、記号が誤って英字として認識される問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-10029 メールマージ機能を実行した後、入力されたデータの計算結果が正しくなくなる問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-10036 WordをPDFに変換後、テーブルのヘッダー部分が切り取られる問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-10037 行を追加した後にテーブルをPDFに変換すると、幅が変更されてしまう問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-10039 ブックマークの内容をコピーする際に、「System.ArgumentException」 のエラーが発生する問題が修正されました。
Bug SPIREDOC-10081 ブックマークの内容をコピーする際に、「System.NullReferenceException」のエラーが発生する問題が修正されました。

Spire.Presentation

カテゴリー ID 説明
New feature SPIREPPT-2397 マスターページを画像に変換する機能をサポートしています。
Presentation ppt = new Presentation(); 
ppt.LoadFromFile("1.pptx"); 
for (int i = 0; i < ppt.Masters[0].Layouts.Count; i++) 
{ 
Image image = ppt.Masters[0].Layouts[i].SaveAsImage(); 
String fileName = String.Format("{0}.png", i); 
image.Save(fileName, System.Drawing.Imaging.ImageFormat.Png); 
} 
ppt.Dispose(); 
Bug SPIREPPT-2394 PPT を PDF に変換した後のコンテンツ レイアウトが正しくない問題が修正されました。
Bug SPIREPPT-2396 グラフのラベルの位置を変更した後に効果が正しくなくなる問題が修正されました。

Spire.PDFViewer

カテゴリー ID 説明
New feature SPIREPDFVIEWER-579 WinFormプロジェクトで「Ctrl+スクロール」によるズームをサポートしています。
this.KeyPreview = true;
this.KeyDown += new System.Windows.Forms.KeyEventHandler(this.Form1_KeyDown);
this.KeyUp += new System.Windows.Forms.KeyEventHandler(Form1_KeyUp);
this.MouseWheel += new System.Windows.Forms.MouseEventHandler(Form1_MouseWheel);

private bool m_PressCtrl = false;
private float m_ZoomFactor = 1.0f;
private void Form1_KeyDown(object sender, KeyEventArgs e)
{
	m_PressCtrl = e.Control;
}       
private void Form1_KeyUp(object sender, KeyEventArgs e)
{
	m_PressCtrl = false;
}        
private float[] array = new float[] { 0.5f, 0.75f, 1f, 1.25f, 1.5f, 2f, 4f };
private int index = 2;     
private void Form1_MouseWheel(object sender, MouseEventArgs e)
{
	if (m_PressCtrl)
	{
		if (e.Delta > 0)
		{
			index = index < 6 ? index + 1 : 6;
		}
		if (e.Delta < 0)
		{
			index = index == 0 ? 0 : index - 1;
		}
		this.pdfViewer1.SetZoomFactor(array[index]);
	}
}
Bug SPIREPDFVIEWER-577 テキストコンテンツが表示できない問題が修正されました。

Spire.PDF

カテゴリー ID 説明
Bug SPIREPDF-6041 PDF フォームフィールドをフラット化した後に 2 ページ目以降のデータが失われる問題が修正されました。
Bug SPIREPDF-6331 SVGから変換したPDF文書がAdobeで開けない問題が修正されました。
Bug SPIREPDF-6351 テキスト抽出に失敗する問題が修正されました。
Bug SPIREPDF-6375 テキストのハイライト機能が効かない問題が修正されました。
Bug SPIREPDF-6384 OFDをPDFに変換するときに、プログラムが「System.NullReferenceException」をスローする問題が修正されました。
Bug SPIREPDF-6385
SPIREPDF-6390
PDF文書を読み込むときに、プログラムが「System.NullReferenceException」をスローする問題が修正されました。
Bug SPIREPDF-6393 PDF 文書を小冊子として印刷するときに、プログラムが「System.NullReferenceException」をスローする問題が修正されました。

Spire.XLS

カテゴリー ID 説明
Bug SPIREXLS-4838 マルチスレッド並列でワークシートをHTMLに変換するときに、「System.IndexOutOfRangeException」と 「System.NullReferenceException」が発生する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-4899 VLOOKUP 関数の解析が正しく行われない問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-4969 セルの色の透明度値が正しく取得されない問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-4972 Excel を PDF に変換する際にコンテンツが重複する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-4974 文書の読み込み時に、「 System.ArgumentNullException」が発生する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-4980 Excel を PDF に変換する際に 、「Shape failing to render!」が発生する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-4993 Excel ドキュメントをマージする際に 、「System.NullReferenceException 」が発生する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-4998 データで MarkerDesigner テンプレートを埋める際に失敗する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-5000 行を削除した後、データの有効性検証時に、「System.ArgumentOutOfRangeException」が発生する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-5004 一部の数式の計算が失敗する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-5005 追加されたデジタル署名の署名時間が実際の時間よりも8時間長く表示される問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-5009 CLEAN 関数の読み取りに失敗する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-5015 文書の読み込み時に、「 System.FormatException」 が発生する問題が修正されました。
Bug SPIREXLS-5019 HTML の読み取り時に 、「Cannot read that as a ZipFile」が発生する問題が修正されました。