チュートリアル
簡単にライブラリーを使用するためのチュートリアルコレクション
時には、関連する複数の Word ドキュメントを統合して、より完全なドキュメントを作成する必要があります。MS Word でドキュメントを結合するには、手動でコンテンツをコピー&ペーストするか、他のドキュメントからコンテンツをインポートする必要があります。しかし、多くのドキュメントを結合する場合、この方法は面倒なことがあります。幸いにも、Spire.Doc for Java は、プログラミングによって Word ドキュメントを結合する2つの簡単な方法を提供しています。この記事では、Word ドキュメントを結合するための詳細な手順を説明します。
まず、Spire. Doc for Java を Java プロジェクトに追加する必要があります。JAR ファイルは、このリンクからダウンロードできます。Maven を使用する場合は、次のコードをプロジェクトの pom.xml ファイルに追加する必要があります。
<repositories>
<repository>
<id>com.e-iceblue</id>
<name>e-iceblue</name>
<url> https://repo.e-iceblue.com/nexus/content/groups/public/</url>
</repository>
</repositories>
<dependencies>
<dependency>
<groupId>e-iceblue</groupId>
<artifactId>spire.doc</artifactId>
<version>10.7.4</version>
</dependency>
</dependencies>
Spire.Doc for Java が提供する Document.insertTextFromFile() というメソッドは、他のドキュメントを丸ごと挿入して Word ドキュメントを結合し、挿入内容を新しいページから始めることができます。
ファイル全体を挿入してドキュメントを結合する詳細な手順は、以下の通りです。
import com.spire.doc.*;
public class MergeByInserting {
public static void main(String[] args) {
//Documentのオブジェクトを作成し、Wordドキュメントを読み込む
Document document = new Document("C:/宇宙の視野.docx");
//別のWordドキュメントをこのドキュメントに完全に挿入する
document.insertTextFromFile("C:/狼はどこに行ったの.docx", FileFormat.Docx_2013);
//結果ドキュメントを保存する
document.saveToFile("結合の結果.docx", FileFormat.Docx_2013);
}
}
新しいページを始めずにドキュメントを結合したい場合、他のドキュメントの内容をクローンしてドキュメントの末尾に追加することができます。
コンテンツをコピーしてドキュメントを結合する詳しい手順は、以下のとおりです。
import com.spire.doc.*;
public class MergeByCopying {
public static void main(String[] args) {
//2つのDocumentオブジェクトを作成し、2つのWordドキュメントを読み込む
Document document1 = new Document("C:/宇宙の視野.docx");
Document document2 = new Document("C:/狼はどこに行ったの.docx");
//2つ目のドキュメントをループして、すべてのセクションを取得する
for (Object sectionObj : document2.getSections()) {
Section sec=(Section)sectionObj;
//2つ目のドキュメントのセクションをループして、その子オブジェクトを取得する
for (Object docObj : sec.getBody().getChildObjects()) {
DocumentObject obj=(DocumentObject)docObj;
//最初のドキュメントの最後のセクションを取得する
Section lastSection = document1.getLastSection();
//最初のドキュメントの最後のセクションに子オブジェクトを追加する
Body body = lastSection.getBody();
body.getChildObjects().add(obj.deepClone());
}
}
//結果ドキュメントを保存する
document1.saveToFile("結合の結果.docx", FileFormat.Docx_2013);
}
}
結果ドキュメントから評価メッセージを削除したい場合、または機能制限を取り除く場合は、についてこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。にお問い合わせ、30 日間有効な一時ライセンスを取得してください。
Word には、入力時にドキュメント内の単語数をカウントするワードカウンターが用意されています。それ以外にも、Word はページ数、段落数、スペースの有無による文字数もカウントしています。この記事では、Spire.Doc for Java を使用して、プログラムで既存の Word ドキュメント内の単語数または文字数をカウントする方法を説明します。
まず、Spire. Doc for Java を Java プロジェクトに追加する必要があります。JAR ファイルは、このリンクからダウンロードできます。Maven を使用する場合は、次のコードをプロジェクトの pom.xml ファイルに追加する必要があります。
<repositories>
<repository>
<id>com.e-iceblue</id>
<name>e-iceblue</name>
<url> https://repo.e-iceblue.com/nexus/content/groups/public/</url>
</repository>
</repositories>
<dependencies>
<dependency>
<groupId>e-iceblue</groupId>
<artifactId>spire.doc</artifactId>
<version>11.4.2</version>
</dependency>
</dependencies>
Spire.Doc for Java が提供する Document.getBuiltinDocumentProperties().getWordCount() メソッドは、Word ドキュメントの単語数を取得できます。また、その他にも文字数やスペースを含む文字数をカウントできるメソッドもあります。
import com.spire.doc.*;
public class WordCount {
public static void main(String[] args) {
//Documentのインスタンスを作成する
Document document = new Document();
//Word ドキュメントを読み込む
document.loadFromFile("C:/宇宙の視野.docx");
//単語数をカウントする
System.out.println("単語数:" + document.getBuiltinDocumentProperties().getWordCount());
//スペースを含まない文字数を数える
System.out.println("文字数:" + document.getBuiltinDocumentProperties().getCharCount());
//スペースを含む文字数をカウントする
System.out.println("スペースを含む文字数:" + document.getBuiltinDocumentProperties().getCharCountWithSpace());
}
}
結果ドキュメントから評価メッセージを削除したい場合、または機能制限を取り除く場合は、についてこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。にお問い合わせ、30 日間有効な一時ライセンスを取得してください。
ドキュメントのプロパティは、タイトル、サブジェクト、作成者、管理者、会社名、分類、キーワード (タグとも呼ばれる)、コメントなど、ドキュメントと内容に関する一連の情報です。この情報はドキュメントには表示されませんが、ドキュメントを検索、ソート、選別するのに役立ちます。この記事では、Spire.Doc for Java を使用して Word にドキュメントのプロパティを追加する方法を示します。
まず、Spire.Doc for Java を Java プロジェクトに追加する必要があります。JAR ファイルは、このリンクからダウンロードできます。Maven を使用する場合は、次のコードをプロジェクトの pom.xml ファイルに追加する必要があります。
<repositories>
<repository>
<id>com.e-iceblue</id>
<name>e-iceblue</name>
<url>https://repo.e-iceblue.com/nexus/content/groups/public/</url>
</repository>
</repositories>
<dependencies>
<dependency>
<groupId>e-iceblue</groupId>
<artifactId>spire.doc</artifactId>
<version>10.12.2</version>
</dependency>
</dependencies>
ビルトインドキュメントのプロパティ(標準ドキュメントのプロパティとも呼ばれる)は、名前と値で構成されています。Microsoft Word によって事前定義されているため、プロパティの名前を設定または変更することはできませんが、値を設定または変更することはできます。次に、Spire.Doc for Java を使用して Word にプロパティの値を設定する具体的な手順を示します。
import com.spire.doc.BuiltinDocumentProperties;
import com.spire.doc.Document;
import com.spire.doc.FileFormat;
public class AddBuiltinDocumentProperties {
public static void main(String []args) throws Exception {
//Documentインスタンスを作成する
Document document = new Document();
//Wordドキュメントをロードする
document.loadFromFile("Sample.docx");
//ドキュメントのビルトインのプロパティにアクセスする
BuiltinDocumentProperties standardProperties = document.getBuiltinDocumentProperties();
//特定のプロパティの値を設定する
standardProperties.setTitle("ドキュメントのプロパティを追加する");
standardProperties.setSubject("Javaの例");
standardProperties.setAuthor("James");
standardProperties.setCompany("Eiceblue");
standardProperties.setManager("Michael");
standardProperties.setCategory("チュートリアル");
standardProperties.setKeywords("Java, Word, ドキュメントのプロパティ");
standardProperties.setComments("この記事ではドキュメントのプロパティを追加する方法を示します。");
//結果ドキュメントを保存する
document.saveToFile("AddStandardDocumentProperties.docx", FileFormat.Docx_2013);
}
}
カスタムドキュメントのプロパティは、作成者またはユーザーによって定義できます。このプロパティには、名前と値とデータ型が含まれている必要があります。データ型は、「テキスト」、「数値」、「はい/いいえ」、「日付」の4つのタイプのいずれかになります。次に、Spire.Doc for Java を使用して Word に異なるデータ型のカスタムドキュメントプロパティを追加する具体的な手順を示します。
import com.spire.doc.CustomDocumentProperties;
import com.spire.doc.Document;
import com.spire.doc.FileFormat;
import java.util.Date;
public class AddCustomDocumentProperties {
public static void main(String []args) throws Exception {
//Documentインスタンスを作成する
Document document = new Document();
//Wordドキュメントをロードする
document.loadFromFile("Sample.docx");
//ドキュメントのカスタムのプロパティにアクセスする
CustomDocumentProperties customProperties = document.getCustomDocumentProperties();
//Wordに異なるデータ型のカスタムドキュメントプロパティを追加する
customProperties.add("番号", 1);
customProperties.add("権限を授ける", true);
customProperties.add("権限付与者", "John Smith");
customProperties.add("日付",new Date().toString());
//結果ドキュメントを保存する
document.saveToFile("AddCustomDocumentProperties.docx", FileFormat.Docx_2013);
}
}
結果ドキュメントから評価メッセージを削除したい場合、または機能制限を取り除く場合は、についてこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。にお問い合わせ、30 日間有効な一時ライセンスを取得してください。
Word ファイル形式は Microsoft 社によって考案され、次第にかけがえのないものとなってきました。私たちが目にした印刷物やデジタル出版物、報告書、パンフレット、履歴書のほとんどは Word で作成されたものです。この記事では、Spire.Doc for Java を使用して、Java で Word ドキュメントをプログラム的に作成する方法を学びます。
Spire.Doc for Java が提供する Document クラスは、ドキュメントモデルを表し、Word ドキュメントをゼロから作成したり、既存の Word ファイルを読み込んでさらに修正するために使用されます。Word ドキュメントは少なくとも1つのセクション(Section クラスで表される)を含んでいなければならず、各セクションは段落、表、ヘッダー、フッターなどの Word の基本要素のためのコンテナとなります。以下は、このチュートリアルで扱う主要なクラスとメソッドのリストです。
メンバー | 説明 |
Document クラス | Word ドキュメントモデルを表現する。 |
Section クラス | Wordドキュメント内のセクションを表す。 |
Paragraph クラス | セクション内の段落を表す。 |
ParagraphStyle クラス | 段落に適用可能なフォントのフォーマット情報を定義する。 |
Section.addParagraph() メソッド | セクションに段落を追加する。 |
Paragraph.appendText() メソッド | 段落の末尾にテキストを追加する。 |
Paragraph.applyStyle() メソッド | 段落にスタイルを適用する。 |
Document.saveToFile() メソッド | ドキュメントを拡張子が .doc または .docx の Word ファイルに保存します。この方法は、PDF、XPS、HTML、PLC などへの保存にも対応しています。 |
まず、Spire. Doc for Java を Java プロジェクトに追加する必要があります。JAR ファイルは、このリンクからダウンロードできます。Maven を使用する場合は、次のコードをプロジェクトの pom.xml ファイルに追加する必要があります。
<repositories>
<repository>
<id>com.e-iceblue</id>
<name>e-iceblue</name>
<url> https://repo.e-iceblue.com/nexus/content/groups/public/</url>
</repository>
</repositories>
<dependencies>
<dependency>
<groupId>e-iceblue</groupId>
<artifactId>spire.doc</artifactId>
<version>10.7.4</version>
</dependency>
</dependencies>
以下は、Spire.Doc for Java を使用して、いくつかの段落を含む簡単な Word ドキュメントを作成する手順です。
import com.spire.doc.Document;
import com.spire.doc.FileFormat;
import com.spire.doc.Section;
import com.spire.doc.documents.HorizontalAlignment;
import com.spire.doc.documents.Paragraph;
import com.spire.doc.documents.ParagraphStyle;
import java.awt.*;
public class createWordDocument {
public static void main(String[] args) {
//Documentクラスのオブジェクトを作成する
Document doc = new Document();
//セクションを追加する
Section section = doc.addSection();
//ページの余白を設定する
section.getPageSetup().getMargins().setAll(40f);
//タイトルとして段落を追加する
Paragraph titleParagraph = section.addParagraph();
titleParagraph.appendText("Spire.Doc for Java の紹介");
//本文として2つの段落を追加する
Paragraph bodyParagraph_1 = section.addParagraph();
bodyParagraph_1.appendText("Spire.Doc for Java は、Java アプリケーションが Microsoft Word に依存せずに Word 文書を" +
"作成、変換、操作、および印刷できるようにする専門的な Word API です。");
Paragraph bodyParagraph_2 = section.addParagraph();
bodyParagraph_2.appendText("この多機能ライブラリを使用することで、開発者は、画像、ハイパーリンク、デジタル署名、" +
"ブックマークと透かしの挿入、ヘッダーとフッターの設定、テーブルの作成、背景画像の" +
"設定、脚注と文末脚注の追加など、さまざまなタスクを簡単に処理できます。");
//タイトル段落のスタイルを作成し、適用する
ParagraphStyle style1 = new ParagraphStyle(doc);
style1.setName("titleStyle");
style1.getCharacterFormat().setBold(true);;
style1.getCharacterFormat().setTextColor(Color.BLUE);
style1.getCharacterFormat().setFontName("Yu Mincho");
style1.getCharacterFormat().setFontSize(16f);
doc.getStyles().add(style1);
titleParagraph.applyStyle("titleStyle");
//本文の段落のスタイルを作成し、適用する
ParagraphStyle style2 = new ParagraphStyle(doc);
style2.setName("paraStyle");
style2.getCharacterFormat().setFontName("Yu Mincho");
style2.getCharacterFormat().setFontSize(12);
doc.getStyles().add(style2);
bodyParagraph_1.applyStyle("paraStyle");
bodyParagraph_2.applyStyle("paraStyle");
//段落の水平方向の配置を設定する
titleParagraph.getFormat().setHorizontalAlignment(HorizontalAlignment.Center);
bodyParagraph_1.getFormat().setHorizontalAlignment(HorizontalAlignment.Justify);
bodyParagraph_2.getFormat().setHorizontalAlignment(HorizontalAlignment.Justify);
//最初の行のインデントを設定する
bodyParagraph_1.getFormat().setFirstLineIndent(30) ;
bodyParagraph_2.getFormat().setFirstLineIndent(30);
//段落後の間隔を設定する
titleParagraph.getFormat().setAfterSpacing(10);
bodyParagraph_1.getFormat().setAfterSpacing(10);
//ドキュメントをファイルに保存する
doc.saveToFile("Wordドキュメント.docx", FileFormat.Docx_2013);
doc.close();
}
}
結果ドキュメントから評価メッセージを削除したい場合、または機能制限を取り除く場合は、についてこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 にお問い合わせ、30 日間有効な一時ライセンスを取得してください。