スライドサイズの変更は、PowerPoint プレゼンテーションの視覚的な整合性を維持するための方法です。ターゲットとするスクリーンや投影デバイスの特定の縦横比と寸法に合わせてスライドのサイズを調整することで、コンテンツが切り取られたり、引き伸ばされたり、歪んだりするなどの問題を回避できます。この記事では、C# で Spire.Presentation for .NET を使用して PowerPoint プレゼンテーションのスライドサイズを変更する方法について説明します。
Spire.Presentation for .NET をインストールします
まず、Spire.Presentation for .NET パッケージに含まれている DLL ファイルを .NET プロジェクトの参照として追加する必要があります。DLL ファイルは、このリンクからダウンロードするか、NuGet を介してインストールできます。
PM> Install-Package Spire.Presentation
C# でスライドのサイズをプリセットサイズに変更する
Spire.Presentation for .NET では、Presentation.SlideSize.Type プロパティを使用して、スライドサイズをプリセットサイズに設定または変更できます。以下に詳細な手順を示します。
- Presentation インスタンスを作成します。
- Presentation.LoadFromFile() メソッドを使用して 、PowerPoint プレゼンテーションをロードします。
- Presentation.SlideSize.Type プロパティを使用して、プレゼンテーションのスライドのタイプを変更します。
- Presentation.SaveToFile() メソッドを使用して、結果文書を保存します。
- C#
using Spire.Presentation;
namespace ChangeSlideSize
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
//Presentationインスタンスを作成する
Presentation ppt = new Presentation();
//プレゼンテーションをロードする
ppt.LoadFromFile("sample.pptx");
//スライド サイズを変更する
ppt.SlideSize.Type = SlideSizeType.Screen4x3;
//結果文書を保存する
ppt.SaveToFile("SlideSize.pptx", FileFormat.Pptx2013);
ppt.Dispose();
}
}
}
C# でスライドのサイズをカスタムサイズに変更する
スライドのサイズをカスタマイズするには、まずスライドのサイズタイプをカスタムに変更し、Presentation.SlideSize.Size プロパティで希望のサイズを設定します。以下はその詳細な手順です。
- Presentation インスタンスを作成します。
- Presentation.LoadFromFile() メソッドを使用して 、PowerPoint プレゼンテーションをロードします。
- Presentation.SlideSize.Type プロパティを使用して、スライド サイズのタイプをカスタムに変更します。
- Presentation.SlideSize.Size プロパティを使用して、スライドのサイズをカスタマイズします。
- Presentation.SaveToFile() メソッドを使用して、結果文書を保存します。
- C#
using Spire.Presentation;
using System.Drawing;
namespace ChangeSlideSize
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
//Presentationインスタンスを作成する
Presentation ppt = new Presentation();
//プレゼンテーションをロードする
ppt.LoadFromFile("sample.pptx");
//スライド サイズのタイプをカスタムに変更する
ppt.SlideSize.Type = SlideSizeType.Custom;
//スライドのサイズを設定する
ppt.SlideSize.Size = new SizeF(900, 600);
//結果文書を保存する
ppt.SaveToFile("CustomSize.pptx", FileFormat.Pptx2013);
ppt.Dispose();
}
}
}
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