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2024-06-26

C#:Excel ファイルにドキュメントプロパティを追加する方法

ドキュメントプロパティ、またはメタデータは、ドキュメントを記述する一連のデータです。Excel ファイルでは、著者、タイトル、キーワードなどの組み込みドキュメントプロパティを追加して、フォルダー内のドキュメントをすばやく見つけて識別することができます。また、カスタムプロパティを追加して、Excel ドキュメントに関する詳細情報を提供することもできます。この記事では、Spire.XLS for .NET を使用して、C# コードで Excel ドキュメントに組み込みおよびカスタムのドキュメントプロパティを追加する方法を説明します。

Spire.XLS for .NET をインストールします

まず、Spire.XLS for .NET パッケージに含まれている DLL ファイルを .NET プロジェクトの参照として追加する必要があります。DLL ファイルは、このリンクからダウンロードするか、NuGet を介してインストールできます。

PM> Install-Package Spire.XLS

Excel ファイルに組み込みのドキュメントプロパティを追加する

組み込みドキュメントプロパティは、タイトル、件名、著者、カテゴリなど、ドキュメントに関する基本情報です。これらのプロパティの名前は編集できませんが、Spire.XLS for .NET を使用してこれらのプロパティに特定の値を設定できます。以下は詳細な手順です。

  • Workbook クラスのオブジェクトを作成します。
  • Workbook.LoadFromFile() メソッドを使用して Excel ドキュメントをロードします。
  • Workbook.DocumentProperties プロパティを使用して、ドキュメントの組み込みドキュメントプロパティを取得します。
  • BuiltInDocumentProperties クラスのプロパティを使用して、タイトル、著者、キーワード、コメントなどの特定のドキュメントプロパティを設定します。
  • Workbook.SaveToFile() メソッドを使用して結果のドキュメントを保存します。
  • C#
using Spire.Xls;

namespace ExcelProperties
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            //Workbookオブジェクトを作成
            Workbook workbook = new Workbook();

            //サンプルのExcelドキュメントを読み込む
            workbook.LoadFromFile("Sample.xlsx");

            //Excelワークブックの組み込みドキュメントプロパティを設定
            workbook.DocumentProperties.Author = "E-iceblueチーム";
            workbook.DocumentProperties.Title = "Excelに組み込みドキュメントプロパティを追加";
            workbook.DocumentProperties.Keywords = "Excel, ドキュメントプロパティ, C#, VB.NET";
            workbook.DocumentProperties.Category = "Spire.XLSデモ";
            workbook.DocumentProperties.Company = "E-iceblue";
            workbook.DocumentProperties.Comments = "ドキュメントプロパティは、ファイルに関する詳細情報で、ファイルを説明または識別します。";

            //結果のドキュメントを保存
            workbook.SaveToFile("Excelの組み込みプロパティ.xlsx", FileFormat.Version2013);

            workbook.Dispose();
        }
    }
}

C#:Excel ファイルにドキュメントプロパティを追加する方法

Excel ファイルにカスタムのドキュメントプロパティを追加する

カスタムドキュメントプロパティは、Excel ドキュメントに対して定義できる追加のプロパティです。Spire.XLS for .NET を使用して、指定された名前と値でカスタムプロパティを追加できます。以下は詳細な手順です。

  • Workbook クラスのオブジェクトを作成します。
  • Workbook.LoadFromFile() メソッドを使用して Excel ドキュメントをロードします。
  • Workbook.CustomDocumentProperties プロパティを使用して、ドキュメントのカスタムドキュメントプロパティを取得します。
  • ICustomDocumentProperties.Add() メソッドを使用して、さまざまなデータ型のカスタムドキュメントプロパティをドキュメントに追加します。
  • Workbook.SaveToFile() メソッドを使用して結果のドキュメントを保存します。
  • C#
using Spire.Xls;
using System;

namespace CustomExcelProperties
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            //Workbookオブジェクトを作成
            Workbook workbook = new Workbook();

            //サンプルのExcelドキュメントを読み込む
            workbook.LoadFromFile("Sample.xlsx");

            //ドキュメントにカスタムドキュメントプロパティを追加
            workbook.CustomDocumentProperties.Add("_MarkAsFinal", true);
            workbook.CustomDocumentProperties.Add("編集者", "E-iceblue");
            workbook.CustomDocumentProperties.Add("電話番号", 12345678);
            workbook.CustomDocumentProperties.Add("ドキュメントID", 1);
            workbook.CustomDocumentProperties.Add("改訂日", DateTime.Now);

            //結果のドキュメントを保存
            workbook.SaveToFile("Excelのカスタムプロパティ.xlsx", FileFormat.Version2013);

            workbook.Dispose();
        }
    }
}

C#:Excel ファイルにドキュメントプロパティを追加する方法

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