ワークシートは、主にデータの格納と管理に使用されるスプレッドシートの不可欠なコンポーネントです。日常業務では、Excel ファイルのワークシートに対して特定の操作を実行する必要があることがよくあります。たとえば、関連するコンテンツをファイルに追加したり、既存のデータをさまざまなタイプやラベルに分割したりするために、既存の Excel ファイルに新しいワークシートを追加する必要がある場合があります。これは、スプレッドシートを適切に整理および管理するのに役立ちます。同様に、不要または無効なワークシートを削除して、ストレージスペースを節約し、ファイルをより明確にすることもできます。ワークシートの追加または削除をプログラムで行うことで、手動操作の手間を省き、大規模なブックを短時間で効率的に処理できます。この記事では、Spire.XLS for Java を使用して Excel ファイルにワークシートを追加または削除する方法を紹介します。
Spire.XLS for Java をインストールします
まず、Spire. XLS for Java を Java プロジェクトに追加する必要があります。JAR ファイルは、このリンクからダウンロードできます。Maven を使用する場合は、次のコードをプロジェクトの pom.xml ファイルに追加する必要があります。
<repositories>
<repository>
<id>com.e-iceblue</id>
<name>e-iceblue</name>
<url> https://repo.e-iceblue.com/nexus/content/groups/public/</url>
</repository>
</repositories>
<dependencies>
<dependency>
<groupId>e-iceblue</groupId>
<artifactId>spire.xls</artifactId>
<version>14.4.4</version>
</dependency>
</dependencies>
Java で Excel ワークブックにワークシートを追加する
Spire.XLS for Java は、既存のブックに新しいワークシートを追加するための Workbook.getWorksheets().add() メソッドを提供しています。この操作の詳細な手順は次のとおりです。
- 入力と出力のパスを指定します。
- Workbook オブジェクトを作成します。
- Workbook.loadFromFile() メソッドを使用してサンプル Excel ファイルを読み込みます。
- Workbook.getWorksheets().add() メソッドを使用して、Excel ファイルに「新しいシートの追加」という名前の新しいワークシートを追加します。
- Worksheet.getCellRange().setText() メソッドを呼び出して、新しいシートの特定のセルにテキストを書き込みます。
- Workbook.saveToFile() メソッドを使用して結果ファイルを保存します。
- Java
import com.spire.xls.*;
public class AddWorksheet {
public static void main(String[] args) throws Exception {
// 入力と出力のパスを指定する
String inputFile = "サンプル.xlsx";
String outputFile = "output/ワークシートの追加.xlsx";
// ワークブックを作成してファイルを読み込む
Workbook workbook = new Workbook();
// サンプルのExcelファイルを読み込む
workbook.loadFromFile(inputFile);
// 名前が「新しいシートの追加」の新しいワークシートを追加する
Worksheet sheet = workbook.getWorksheets().add("新しいシートの追加");
// 新しいワークシートのセルC5にテキストを書き込む
sheet.getCellRange("C5").setText("これは新しいシートです。");
// Excelファイルを保存する
workbook.saveToFile(outputFile, ExcelVersion.Version2010);
workbook.dispose();
}
}
Java で Excel ワークブックからワークシートを削除する
不要なワークシートを Excel ファイルから削除すると、ファイルサイズを削減できます。Spire.XLS for Java は、既存のブックからワークシートを削除するための Worksheet.remove() メソッドを提供しています。詳細な手順は次のとおりです。
- 入力と出力のパスを指定します。
- Workbook オブジェクトを作成します。
- Workbook.loadFromFile() メソッドを使用してサンプル Excel ファイルを読み込みます。
- Workbook.getWorksheets().get() メソッドを使用して、このファイルの 2 番目のワークシートを取得します。
- Worksheet.remove() メソッドを使用して、ファイルから削除します。
- Workbook.saveToFile() メソッドを使用して結果ファイルを保存します。
- Java
import com.spire.xls.*;
public class RemoveWorksheet {
public static void main(String[] args) throws Exception {
// 入力と出力のパスを指定する
String inputFile = "output/ワークシートの追加.xlsx";
String outputFile = "output/ワークシートの削除.xlsx";
// ワークブックを作成する
Workbook workbook = new Workbook();
// サンプルのExcelファイルを読み込む
workbook.loadFromFile(inputFile);
// 2番目のワークシートを取得して削除する
Worksheet sheet1 = workbook.getWorksheets().get(3);
sheet1.remove();
// Excelファイルを保存する
workbook.saveToFile(outputFile, ExcelVersion.Version2010);
workbook.dispose();
}
}
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