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2022-10-17

C#/VB.NET:ピボットテーブルを作成する方法

ピボットテーブルは、大量のデータを迅速に計算、要約、分析できるインタラクティブなテーブルです。Excel の強力なツールとして、ユーザーが異なる角度から静的データを見ることができ、データ間の比較をより直感的にすることができます。この記事では、Spire.XLS for .NET を使用して、C# および VB.NET でプログラムによってピボットテーブルを作成する方法を紹介します。

Spire.XLS for .NET をインストールします

まず、Spire.XLS for .NET パッケージに含まれている DLL ファイルを .NET プロジェクトの参照として追加する必要があります。DLL ファイルは、このリンクからダウンロードするか、NuGet を介してインストールできます。

PM> Install-Package Spire.XLS

ピボットテーブルを作成する方法

詳細な手順は次のとおりです。

  • Workbook オブジェクトを作成します。
  • Workbook.LoadFromFile() メソッドを使用して、Excel サンプルドキュメントをロードします。
  • Workbook.Worksheets[] プロパティを使用して、指定したワークシートを取得します。
  • Worksheet.Range[] プロパティを使用して、データソース範囲を選択します。次に Workbook.PivotCaches.Add(CellRange) メソッドを使用して、データ情報を保存するために PivotCache を作成します。
  • Worksheet.PivotTables.Add(string, CellRange, PivotCache) メソッドを使用して、指定したワークシートにピボットテーブルを追加し、位置とキャッシュを設定します。
  • ピボットテーブルの行ラベルを定義し、PivotTable.DataFields.Add(IPivotField, string, SubtotalTypes) メソッドを使用して、データ領域にフィールドを追加してデータを計算します。
  • PivotTable.BuiltInStyle プロパティを使用して、ピボットテーブルのスタイルを設定します。
  • Workbook.SaveToFile() メソッドを使用して結果文書を保存します。
  • C#
  • VB.NET
using Spire.Xls;

namespace createPivotTable
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            //Workbookオブジェクトを作成する
            Workbook workbook = new Workbook();

            //Excelサンプルドキュメントをロードする
            workbook.LoadFromFile(@"E:\Files\sample.xlsx");

            //最初のワークシートを取得する
            Worksheet sheet = workbook.Worksheets[0];

            //データソース範囲を選択する
            CellRange dataRange = sheet.Range["B1:F11"];
            PivotCache cache = workbook.PivotCaches.Add(dataRange);

            //指定したワークシートにピボットテーブルを追加し、位置とキャッシュを設定する
            PivotTable pt = sheet.PivotTables.Add("Pivot Table", sheet.Range["H3"], cache);

            //ピボットテーブルの行ラベルを定義する
            PivotField r1 = pt.PivotFields["国"] as PivotField;
            r1.Axis = AxisTypes.Row;
            pt.Options.RowHeaderCaption = "国";

            PivotField r2 = pt.PivotFields["製品"] as PivotField;
            r2.Axis = AxisTypes.Row;

            //データフィールドを追加してデータを計算する
            pt.DataFields.Add(pt.PivotFields["数量"], "合計数量", SubtotalTypes.Sum);
            pt.DataFields.Add(pt.PivotFields["価格"], "合計価格", SubtotalTypes.Sum);

            //ピボットテーブルのスタイルを設定する
            pt.BuiltInStyle = PivotBuiltInStyles.PivotStyleMedium10;

            //結果文書を保存する
            workbook.SaveToFile("CreatePivotTable.xlsx", ExcelVersion.Version2010);
    
        }
    }
}
Imports Spire.Xls

Namespace createPivotTable
    Class Program
        Private Shared Sub Main(ByVal args As String())
            'Workbookオブジェクトを作成する
            Dim workbook As Workbook = New Workbook()

            'Excelサンプルドキュメントをロードする
            workbook.LoadFromFile("E:\Files\sample.xlsx")

            '最初のワークシートを取得する
            Dim sheet As Worksheet = workbook.Worksheets(0)

            'データソース範囲を選択する
            Dim dataRange As CellRange = sheet.Range("B1:F11")
            Dim cache As PivotCache = workbook.PivotCaches.Add(dataRange)

            '指定したワークシートにピボットテーブルを追加し、位置とキャッシュを設定する
            Dim pt As PivotTable = sheet.PivotTables.Add("Pivot Table", sheet.Range("H3"), cache)

            'ピボットテーブルの行ラベルを定義する
            Dim r1 As PivotField = TryCast(pt.PivotFields("国"), PivotField)
            r1.Axis = AxisTypes.Row
            pt.Options.RowHeaderCaption = "国"

            Dim r2 As PivotField = TryCast(pt.PivotFields("製品"), PivotField)
            r2.Axis = AxisTypes.Row

            'データフィールドを追加してデータを計算する
            pt.DataFields.Add(pt.PivotFields("数量"), "合計数量", SubtotalTypes.Sum)
            pt.DataFields.Add(pt.PivotFields("価格"), "合計価格", SubtotalTypes.Sum)

            'ピボットテーブルのスタイルを設定する
            pt.BuiltInStyle = PivotBuiltInStyles.PivotStyleMedium10

            '結果文書を保存する
            workbook.SaveToFile("CreatePivotTable.xlsx", ExcelVersion.Version2010)

        End Sub
    End Class
End Namespace

C#/VB.NET:ピボットテーブルを作成する方法

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