Excel ファイルに文書プロパティを追加することは、ファイルに関する追加のコンテキストと情報を提供する簡単で便利な機能です。 文書プロパティには、標準的なものとカスタマイズされたものがあります。 標準の文書プロパティは、著者、タイトル、件名など、文書に関する基本的な情報で、文書の検索や特定を容易にするのに役立ちます。 カスタム文書プロパティは、プロジェクト名、クライアント名、部門長など、文書に関する特定の詳細を追加することができます。 この機能により、文書のデータに関連する情報やコンテキストを提供することもできます。この記事では、Spire.XLS for Java を使用して標準の文書プロパティとカスタム文書プロパティを Excel への追加する方法を紹介します。
Spire.XLS for Java をインストールします
まず、Spire.XLS for Java を Java プロジェクトに追加する必要があります。JAR ファイルは、このリンクからダウンロードできます。Maven を使用する場合は、次のコードをプロジェクトの pom.xml ファイルに追加する必要があります。
<repositories>
<repository>
<id>com.e-iceblue</id>
<name>e-iceblue</name>
<url>https://repo.e-iceblue.com/nexus/content/groups/public/</url>
</repository>
</repositories>
<dependencies>
<dependency>
<groupId>e-iceblue</groupId>
<artifactId>spire.xls</artifactId>
<version>13.6.5</version>
</dependency>
</dependencies>
Java で Excel への標準文書プロパティを追加する
標準の文書プロパティは Microsoft Excel によって事前に定義されており、タイトル、件名、作成者、キーワード、コメントなどのフィールドが含まれています。次の手順は、Spire.XLS for Java を使用して Java で Excel への標準文書プロパティを追加する方法を示しています。
- Workbook クラスのインスタンスを初期化します。
- Workbook.loadFromFile(String fileName) メソッドを使用して Excel ファイルをロードします。
- Workbook.getDocumentProperties().setTitle(String value)、Workbook.getDocumentProperties().setSubject(String value)、Workbook.getDocumentProperties().setAuthor(String value) メソッドを使用して、タイトル、件名、作成者などの標準文書プロパティをファイルに追加します。
- Workbook.saveToFile(String fileName, ExcelVersion version) メソッドを使用して結果ファイルを保存します。
- Java
import com.spire.xls.ExcelVersion;
import com.spire.xls.Workbook;
public class AddStandardDocumentProperties {
public static void main(String[] args) {
//Workbook クラスのインスタンスを初期化する
Workbook workbook = new Workbook();
//Excel ファイルを読み込む
workbook.loadFromFile("sample.xlsx");
//ファイルに標準的な文書プロパティを追加する
workbook.getDocumentProperties().setTitle("文書プロパティを追加する");
workbook.getDocumentProperties().setSubject("Spire.XLS for Java Demo");
workbook.getDocumentProperties().setAuthor("Shaun");
workbook.getDocumentProperties().setManager("Bill");
workbook.getDocumentProperties().setCompany("E-iceblue");
workbook.getDocumentProperties().setCategory("Spire.XLS for Java");
workbook.getDocumentProperties().setKeywords("Excel文書プロパティ");
//結果ファイルを保存する
workbook.saveToFile("AddStandardDocumentProperties.xlsx", ExcelVersion.Version2016);
workbook.dispose();
}
}
Java で Excel へのカスタム文書プロパティを追加する
カスタム文書プロパティはユーザー定義であり、特定のニーズや要件に合わせて調整できます。カスタム文書プロパティのデータ型は、「はい/いいえ」、「テキスト」、「数値」、および「日付」です。次の手順は、Spire.XLS for Java を使用して、Java で Excel へのカスタム文書プロパティを追加する方法を示しています。
- Workbook クラスのインスタンスを初期化します。
- Workbook.loadFromFile(String fileName) メソッドを使用して Excel ファイルをロードします。
- Workbook.getCustomDocumentProperties().add(String var1, boolean var2) メソッドを使用して、「はい/いいえ」タイプのカスタム文書プロパティをファイルに追加します。
- Workbook.getCustomDocumentProperties().add(String var1, String var2) メソッドを使用して、「テキスト」タイプのカスタム文書プロパティをファイルに追加します。
- Workbook.getCustomDocumentProperties().add(String var1, int var2) メソッドを使用して、「数値」タイプのカスタム文書プロパティをファイルに追加します。
- Workbook.getCustomDocumentProperties().add(String var1, Date var2) メソッドを使用して、「日付」タイプのカスタム文書プロパティをファイルに追加します。
- Workbook.saveToFile(String fileName, ExcelVersion version) メソッドを使用して結果ファイルを保存します。
- Java
import com.spire.xls.ExcelVersion;
import com.spire.xls.Workbook;
import java.util.Date;
public class AddCustomDocumentProperties {
public static void main(String[] args) {
//Workbook クラスのインスタンスを初期化する
Workbook workbook = new Workbook();
//Excel ファイルを読み込む
workbook.loadFromFile("sample.xlsx");
//「はい/いいえ」カスタム文書プロパティを追加する
workbook.getCustomDocumentProperties().add("修正", true);
//「テキスト」カスタム文書プロパティを追加する
workbook.getCustomDocumentProperties().add("名前", "E-iceblue");
//「数値」カスタム文書プロパティを追加する
workbook.getCustomDocumentProperties().add("電話番号", 81705109);
//「日付」カスタム文書プロパティを追加する
workbook.getCustomDocumentProperties().add("日付", new Date());
//結果ファイルを保存する
workbook.saveToFile("AddCustomDocumentProperties.xlsx", ExcelVersion.Version2013);
workbook.dispose();
}
}
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