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2022-10-11

Java:ピボットテーブルを作成する方法

ピボットテーブルは Excel の強力なツールであり、データの分類、ソート、フィルタリング、要約をサポートします。レポート用にデータを要約して分析する必要がある場合は、ピボットテーブルを使用することがよくあります。この記事では、Spire.XLS for Java を使用してピボットテーブルを作成する方法を紹介します。

Spire.XLS for Java をインストールします

まず、Spire.XLS for Java を Java プロジェクトに追加する必要があります。JAR ファイルは、このリンクからダウンロードできます。Maven を使用する場合は、次のコードをプロジェクトの pom.xml ファイルに追加する必要があります。

<repositories>
    <repository>
        <id>com.e-iceblue</id>
        <name>e-iceblue</name>
        <url>https://repo.e-iceblue.com/nexus/content/groups/public/</url>
    </repository>
</repositories>
<dependencies>
    <dependency>
        <groupId>e-iceblue</groupId>
        <artifactId>spire.xls</artifactId>
        <version>12.9.1</version>
    </dependency>
</dependencies>

ピボットテーブルを作成する方法

詳細な手順は次のとおりです。

  • Workbook オブジェクトを作成します。
  • Workbook.loadFromFile() メソッドを使用して、Excel サンプルドキュメントをロードします。
  • Workbook.getWorksheets().get() メソッドを使用して、指定したワークシートを取得します。
  • Worksheet.getCellRange() メソッドを使用して、データソース範囲を選択します。次に Workbook.getPivotCaches().add(CellRange range) メソッドを使用して、データ情報を保存するために PivotCache を作成します。
  • Worksheet.getPivotTables().add(java.lang.String name, CellRange location, PivotCache cache) メソッドを使用して、ピボットテーブルを指定したワークシートに追加し、位置とキャッシュを設定します。
  • ピボットテーブルの行ラベルを定義し、PivotTable.getDataFields().add(IPivotField iField, java.lang.String name, SubtotalTypes subtotal) メソッドを使用して、データ領域にフィールドを追加してデータを計算します。
  • PivotTable.setBuiltInStyle(PivotBuiltInStyles builtInStyle) メソッドを使用して、ピボットテーブルのスタイルを設定します。
  • Workbook.saveToFile() メソッドを使用して結果文書を保存します。
  • Java
import com.spire.xls.*;

public class CreatePivotTable {
    public static void main(String[] args)  {

        //Workbookオブジェクトを作成する
        Workbook workbook = new Workbook();

        //Excelサンプルドキュメントをロードする
        workbook.loadFromFile("E:\\Files\\sample.xlsx");

        //最初のワークシートを取得する
        Worksheet sheet = workbook.getWorksheets().get(0);

        //データソース範囲を選択する
        CellRange dataRange = sheet.getCellRange("B1:F11");
        PivotCache cache = workbook.getPivotCaches().add(dataRange);

        //指定したワークシートにピボットテーブルを追加し、位置とキャッシュを設定する
        PivotTable pt = sheet.getPivotTables().add("Pivot Table", sheet.getCellRange("H3"), cache);

        //ピボットテーブルの行ラベルを定義する
        PivotField pf=null;
        if (pt.getPivotFields().get("国") instanceof PivotField){
            pf= (PivotField) pt.getPivotFields().get("国");
        }
        pf.setAxis(AxisTypes.Row);

        PivotField pf2 =null;
        if (pt.getPivotFields().get("製品") instanceof PivotField){
            pf2= (PivotField) pt.getPivotFields().get("製品");
        }
        pf2.setAxis(AxisTypes.Row);

        //データフィールドを追加してデータを計算する
        pt.getDataFields().add(pt.getPivotFields().get("数量"), "合計数量", SubtotalTypes.Sum);
        pt.getDataFields().add(pt.getPivotFields().get("価格"), "合計価格", SubtotalTypes.Sum);

        //ピボットテーブルのスタイルを設定する
        pt.setBuiltInStyle(PivotBuiltInStyles.PivotStyleMedium10);

        //結果文書を保存する
        workbook.saveToFile("CreatePivotTable.xlsx", ExcelVersion.Version2013);
    }
}

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