行間は段落の行間のスペースで、段落の間隔はドキュメント内の段落の前後のスペースです。MS Word では、デフォルトの間隔設定に満足できない場合、手動で間隔を調整することができます。この記事では、Spire.Doc for .NET を使用して、プログラムで Word ドキュメントの行間と段落の間隔を設定する方法について説明します。 Spire.Doc for .NET をインストールします まず、Spire.Doc for .NET パッケージに含まれている DLL ファイルを .NET プロジェクトの参照として追加する必要があります。DLL ファイルは、このリンクからダウンロードするか、NuGet を介してインストールできます。 PM> Install-Package Spire.Doc Word 文書で行間と段落の間隔を設定する 行間や段落の間隔を緩くすると文章が読みやすくなり、行間や段落の間隔を狭くするとドキュメントに多くの文章を収めることができます。以下は、Word ドキュメントの行間と段落の間隔を調整する手順です。 Document のインスタンスを作成します。 Document.AddSection() メソッドを使用してドキュメントにセクションを追加し、そのセクションに段落を追加します。 Paragraph.Format.BeforeSpacing と Paragraph.Format.AfterSpacing プロパティを使用して段落の前と後の間隔を設定します。 別の段落を追加し、Paragraph.Format.LineSpacing プロパティを使用して段落の行間を設定します。 Document.SaveToFile() メソッドを使用してドキュメントを保存します。 C# VB.NET using Spire.Doc; using Spire.Doc.Documents; namespace SetSpacing { class Program { static void Main(string[] args) { //Documentのインスタンスを作成する Document document = new Document(); //セクションを追加する Section section = document.AddSection(); //段落を追加する Paragraph paragraph = section.AddParagraph(); paragraph.AppendText("Spire.Doc for .NET クラスライブラリ"); paragraph.GetStyle().CharacterFormat.FontName = "BIZ UDGothic"; //別の段落を追加する Paragraph paragraph1 = section.AddParagraph(); paragraph1.AppendText("Spire.Doc for .NET は、開発者が .NET " + "(Target .NET Framework、.NET Core、.NET Standard、.NET 5.0、.NET 6.0、 Xamarin & Mono Android) " + "プラットホームから Word の文書ファイルを迅速かつ高品質で" + "作成・編集・変換・参照・印刷するために設計された専門的な Word.NET ライブラリです。"); //段落の前に間隔を設定する paragraph1.Format.BeforeSpacing = 30; //段落の後に間隔を設定する paragraph1.Format.AfterSpacing = 30; //別の段落を追加する Paragraph paragraph2 = section.AddParagraph(); paragraph2.AppendText("Spire.Doc for .NET は独立した Word.NET コンポーネントなので、" + "Microsoft Office や Microsoft Word を実行環境にインストールする必要はありません。" + "また、任意の開発者の .NET アプリケーションに Microsoft Word 文書作成機能を組み入れることができます。"); //段落の行間を設定する paragraph2.Format.LineSpacing = 25; //ドキュメントを保存する document.SaveToFile("間隔の設定.docx", FileFormat.Docx); } } } Imports Spire.Doc Imports Spire.Doc.Documents Namespace SetSpacing Class Program Shared Sub Main(ByVal args() As String) 'Documentのインスタンスを作成する Dim document As Document = New Document() 'セクションを追加する Dim section As Section = document.AddSection() '段落を追加する Dim paragraph As Paragraph = section.AddParagraph() paragraph.AppendText("Spire.Doc for .NET クラスライブラリ") paragraph.GetStyle().CharacterFormat.FontName = "BIZ UDGothic" '別の段落を追加する Dim paragraph1 As Paragraph = section.AddParagraph() paragraph1.AppendText("Spire.Doc for .NET は、開発者が .NET " + "(Target .NET Framework、.NET Core、.NET Standard、.NET 5.0、.NET 6.0、 Xamarin & Mono Android) " + "プラットホームから Word の文書ファイルを迅速かつ高品質で" + "作成・編集・変換・参照・印刷するために設計された専門的な Word.NET ライブラリです。") '段落の前に間隔を設定する paragraph1.Format.BeforeSpacing = 30 '段落の後に間隔を設定する paragraph1.Format.AfterSpacing = 30 '別の段落を追加する Dim paragraph2 As Paragraph = section.AddParagraph() paragraph2.AppendText("Spire.Doc for .NET は独立した Word.NET コンポーネントなので、" + "Microsoft Office や Microsoft Word を実行環境にインストールする必要はありません。" + "また、任意の開発者の .NET アプリケーションに Microsoft Word 文書作成機能を組み入れることができます。") '段落の行間を設定する paragraph2.Format.LineSpacing = 25 'ドキュメントを保存する document.SaveToFile("間隔の設定.docx", FileFormat.Docx) End Sub End Class End Namespace 一時ライセンスを申請する 結果ドキュメントから評価メッセージを削除したい場合、または機能制限を取り除く場合は、についてこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 にお問い合わせ、30 日間有効な一時ライセンスを取得してください。